X7(2024年)【BMW】の後部座席(G07)
 
後席角度  中央浮き  サイド浮き シートベルト
バックル
31°
※背面中央部辺り,アプリでの測定値。参考程度とご理解下さい
※きついバケット状だと中央が収まらない場合がある
※平板すぎる座席背面だとサイドが浮いたように感じられる
※底部の幅がシートベルトの留め金と干渉しないか

X7(2024)の後部座席 角度31°

X7(2024年)【BMW】の後部座席

3列目まである大型のSUVですので、寛ぎの2列目の座席を備えています。
リクライニングの角度は輸入車の中ではかなり優秀な方で、上下の座席の写真を見ても分かるように、X5と比べて、かなり座席リクライニングが寝ていることが分かります。
X5(2022)BMWの後部座席 角度
※X5(2022・G05)

計測上10°も違いますのでかなりの違いです。
座面の作りはよく似ていますが、シートバックの窪みがしっかりあり、X7の方が安定して座れることが良く分かりました。

質感の高い後部座席で、しっとりとしたレザーは、高級ソファを思わせるような座り心地でした。
天井高の高さもしっかりあり、室内空間は足りないということはなく大人5人以上でも快適に過ごせます。
小さいお子様であれば、お母さんと快適に過ごせる後部座席の広さです。着替えなどの対応も可能と思います。

X7(2024)の外観

大人にはしっかりした良いシートと感じられると思いますが、体重の軽いお子様が座る場合には、硬く感じる可能性が高そうです。

安全なシートベルト位置を保ちながら、よりリラックスできるようにリクライニングクッション「モトリア」を利用することをお勧めできます。
マッチングは、表のとおりちょうど良い収まりとなります。

 

X7とX5の後部座席は、サイズ、快適性、機能性において顕著な違いがあります。X7はフルサイズのラグジュアリーSUVとして、後部座席の広さと快適性を重視しています。一方、X5はミッドサイズSUVであり、後部座席は比較的コンパクトですが、依然として高い快適性を提供します。


後部座席の広さ比較

車種 後部座席ヘッドルーム 後部座席レッグルーム 後部座席ショルダールーム
BMW X5 98.0 cm 95.0 cm 147.5 cm
BMW X7 101.0 cm 95.5 cm 147.5 cm

※数値は概算であり、モデルや仕様によって異なる場合があります。

X7はX5よりもわずかに広い後部座席を提供していますが、両者の後部座席の広さはほぼ同等です。特にレッグルームとショルダールームにおいては、両車種で大きな差は見られません。


快適性と機能性の違い

  • BMW X7:

    • 後部座席は3列シートが標準装備されており、7人乗りが可能です。

    • 後部座席にはキャプテンシート(2席独立型)をオプションで選択可能で、より高い快適性を提供します。

    • 後部座席には個別のエアコン、USBポート、シートヒーターなどの高級機能が標準装備されています。

  • BMW X5:

    • 後部座席は2列シートが標準装備されており、最大5人乗りです。

    • 後部座席にはエアコンやUSBポートが装備されていますが、X7ほどの豪華な機能はありません。


結論

X7とX5の後部座席は、広さにおいて大きな違いはありませんが、X7はより多くの快適性と高級機能を提供しています。特に長時間の移動や複数人での乗車を考慮する場合、X7の後部座席の方が快適性が高いと言えるでしょう。




※参考「X5(2022)の後部座席 角度21°」の記事へリンク
X5(2022年)(G05)【BMW】の後部座席

※参考「GLEの後部座席 角度32°」の記事へリンク
GLE(2017年)(W166型)【メルセデス】の後部座席

※参考「カイエンの後部座席 角度27°」の記事へリンク
カイエン(2014年)【ポルシェ】の後部座席

※参考「XC90(2017)の後部座席 角度27°」の記事へリンク
XC90(2017年)【ボルボ】の後部座席