[発想]
マッサージガンを利用して、腰痛,肩コリ,お腹シェイプアップという目的があったが継続できなかった。。
●強いのか 逆効果の痛み(揉み返し) がでた
●足や腕には使いやすいが、背中・肩甲骨・腰 は使いにくい(じっくり ゆっくり使いたい)
●届きにくい 背中・腰 に当てるのが 疲れて面倒
…『固定して使えば、無理なく 長く使えるようになるだろう』という観点で 開発を考え始めました。
------------------------------------------------------------------
[探求]
既存で固定できる商品が無いかと色々探した
「マッサージガン 固定」と検索して探しても「孫の手型」の製品か、「壁に貼り付ける」ような製品しかなく、ゆっくりリラックスして使うという観点とは合わないと思った。
と、その前の筋膜リリースガンとの出合いについて、
2024年頃は、多種多様なマッサージガンが売り出されている時期でした。
小型でパワーがあり、スピードが早すぎず、体の芯に力強く入り込むような製品に出会い、これは持病の腰痛などにも効きそうだと直感し、マイトレックスリバイブミニ、パワーガンポケット、エクサガンハイパーなどメジャーな商品をいろいろ使うようになった。

Sixpad パワーガン ポケット/DOCTORAIR エクサガンハイパー/マイトレックス REBIVE MINI/uFit RELEASER Mini
大きさ、スピード、深度、トルクによって、向き不向きな場面はあるが、それぞれの製品の完成度とすらばらしさは共通して感動を覚えるような体験でした。
しかし、続かない。。
継続して使うことが出来なかった。
その瞬間瞬間で「腰、背中の痛みが軽減して良かった!」と思うのだが。
主に使う箇所は、腰、背中だったが、やはりなかなか手が届きづらい。

また、家族に頼んで筋膜リリースガンで背中、肩を刺激してもらうと、自分で力任せにぐいぐいと押し続けるのに比べても、なぜか気持ちいい。
何故かと考えたが、微妙にズレているところの刺激も含めて全体的に優しくゆっくり刺激してくれていることが、気持ち良さに繋がっている。
そこが違いとして表れると考えるようになった。
なるほど、壁に固定するのではなく体に巻き付けるように固定する、そうすることによって体への密着具合を自分で調整する。ゆるくも出来る。

そんな製品が用意できないかと考え始めた。(各ショッピングサイト、海外のサイトも見たがイメージしたような製品は世の中に無かった。)
[開発スタート - 固定の方法検討]
いろいろなサイズの筋膜リリースガン(小型マッサージガン)をどの様に固定する事が出来るだろうか?
・本体の共通点として、稼働している軸はほとんどが円柱形をしていた。
・ヘッドの部分が取り外せるか、取り外せない場合でも軸と同サイズくらいのヘッド部のものがほとんど。
しっかりとした素材の、真ん中に円形の穴の空いたパーツに筋膜リリースガンを通して固定することを思いついた。
木製かプラスチックを考えたが、順当にプラスチックで進めることにした。

筋膜リリースガン(小型マッサージガン)の
・稼働軸の直径(外周)はさまざまな為、取付時に調整機能を持たせる必要がある
・緩くなって振動で不快感が出てはいけないので、ガッチリ固められる設計にしなくてはいけない。
2つの背反する要素のバランスを取れる設計とする必要があった。
[2種類のベルト検討]
どの様な形状と構造、素材を使う必要があるか検討を始めた。
・赤ちゃん用の抱っこ紐のような作りはどうだろうか
・高級感のある小型のボディバッグの様な素材感はどうだろうか
・美容師の持つ、ハサミなどを入れるバッグはどうだろう
いろいろな角度から考え、適した形、素材、部品を検討した。
・マジックテープ(面ファスナー)はオスとメスが別パーツとなる物が一般的だが、ツルツルの面(1)と、オスメスどちらの役割ももつマジックの面(2)というテープに出会い、これなら出来ると期待が持てた(プロ用ホームセンターで発見)

・抱っこ紐や、ボディバッグで使われるベルトの長さ調整機能つきのベルトの留め具。
・高級感のあるボディバッグにも使われていた、滑らかで強靭なベルト
[メインのプラスチックパーツ設計]
しなやかさを持ちつつ割れにくい、透明なプラスチックの本体パーツ。
・・・金型から設計し、ターゲットとする小型マッサージガンの振動にしっかり耐えられる性能を備えることを主眼に設計を考え込んでいった。

ターゲットとなる製品、のラインナップ
小さめのパワーガンポケットから、ターゲットとしては大きめとなるマイトレックスリバイブミニ、ufitリリーサーミニあたりまでとし、稼働軸の外周を確認し、88mmから115mmの筋膜リリースガンで使えるようにすべきと考えた。

[取付用内ベルトで調整]
考えていたマジックテープのベルト部品で、軸の外周が88mmから115mmの筋膜リリースガンがぐらつかず固定できる仕組みが必要だった。
それを解決する工夫が、中央穴の直径をマジックテープの内ベルトの厚みを利用して可変させるというアイディアだった。
原始的な考え方ではあるが、マジックテープベルトの厚みと、必要な長さのバランスを見て、中央穴にベルトが重なる厚さを、「1重」「2重」「3重」と、3段階で設定を変えることで、88mmから115mmの筋膜リリースガンを固定することが出来る仕組みを設計図に落とし込むことが出来た。

それぞれの対象製品について、巻き数の対応を変えることで強固に固定できる条件を作ることが出来た。
あとは、適した形でマジックテープベルトをしっかり引っ張りながら止めることで、基準サイズの筋膜リリースガンが振動している状態でも、快適な使い心地を実現することができた。(緩さや隙間などがあると嫌な振動が発生してしまう)

実際のプラスチックパーツの金型設計、複数回に及んだ試作品チェック、ベルトなどの試作パーツの縫製・取付チェック、パッケージ、説明書の決定などを経て開発完了。2026年初頭に量産開始

量産後もパッケージの不具合の解消や、
利用前の取付が難しいなどの声を元に、説明動画やユーザー様の動画をサイト内の表現として取り入れました。今後も満足して使って頂けるよう日々サポートさせて頂きます。
【開発経緯まとめ】
腰痛,肩コリ,お腹シェイプアップという目的だったが
継続できなかった。。
●強いのか
逆効果の痛み(揉み返し) がでた
●足や腕には使いやすいが、
背中・肩甲骨・腰 は使いにくい(じっくり ゆっくり使いたい)
●届きにくい 背中・腰 に当てるのが
疲れて面倒
…
『無理なく 長く使えるようにする』(自動停止まで)という観点で 開発されました。