レヴァンテ(2020年)【マセラティ】の後部座席
 
後席角度  中央浮き  サイド浮き シートベルト
バックル
27°
※背面中央部辺り,アプリでの測定値。参考程度とご理解ください
※きついバケット状だと中央が収まらない場合がある
※平板すぎる座席背面だとサイドが浮いたように感じられる
※底部の幅がシートベルトの留め金と干渉しないか

レヴァンテ(2020)の後部座席 角度27°

レヴァンテ(2020年)【マセラッティ】の後部座席

さすが大型のSUVですので、スポーツカーブランドとはいえ寛ぎの後部座席を備えています。
リクライニングの角度は輸入車の中ではかなり優秀な方で、上下の座席の写真を見ても分かるように、ライバル関係ともいえるX5と比べて、座席リクライニングが寝ていることが分かります。

X5(2022)BMWの後部座席 角度
※X5(2022・G05)


質感の高い後部座席で、しっとりとしたレザーは、極上のソファを思わせるような座り心地でした。
天井高の高さもしっかりあり、室内空間は足りないということはなく大人4人でも快適に過ごせます。
小さいお子様であれば、お母さんと快適に過ごせる後部座席の広さです。着替えなどの対応も可能と思います。

レヴァンテ(2020)の外観

大人にはしっかりした良いシートと感じられると思いますが、体重の軽いお子様が座る場合には、硬く感じる可能性が高そうです。

安全なシートベルト位置を保ちながら、よりリラックスできるようにリクライニングクッション「モトリア」を利用することをお勧めできます。
マッチングは、表のとおりちょうど良い収まりとなります。
 

 

レヴァンテ(Levante)とグレカーレ(Grecale)の後席比較
どちらもマセラティが展開するラグジュアリーSUVですが、サイズやコンセプトが異なるため、後部座席の広さ・快適性・機能性にも違いがあります。以下に詳しく比較します。


【基本情報】

項目 レヴァンテ グレカーレ
車体サイズ 全長 約5,020mm / 全幅 約1,980mm 全長 約4,860mm / 全幅 約1,950mm
ホイールベース 約3,004mm 約2,901mm
後席定員 3名(2名+中央1名) 3名(2名+中央1名)

【後部座席の広さ・快適性】

項目 レヴァンテ グレカーレ
足元スペース ゆったりしており大人3人も快適(高身長者も対応) 身長180cm前後までなら快適。ややレヴァンテより狭い
頭上スペース 十分にあり、天井が高めで圧迫感が少ない パノラマルーフ装備車では若干狭く感じることも
シート形状 やや柔らかめのラグジュアリー設計、サイドサポートあり スポーティだが快適性も重視、サポート性も良好
後席シートヒーター 標準またはオプションで装備可能 モデルによりオプション
リアエアコン 独立3ゾーンのオートエアコン搭載 独立リアエアコンあり
中央席の快適性 トンネルが高く、やや狭い 同様に中央席は短距離向き

【機能性・装備】

機能項目 レヴァンテ グレカーレ
後席USBポート USB(タイプA/B)、モデルにより複数装備 USB-A+USB-Cポート(2つ)標準装備
リアシート分割 60:40または50:50(モデルにより異なる) 40:20:40 分割可倒式で使いやすい
アームレスト 中央にアームレスト+カップホルダー装備 同様
チャイルドシート対応 ISOFIX対応シート ISOFIX対応シート

【荷室との連携】

  • レヴァンテ:ラゲッジ容量は約580L。後席を倒すと広大な荷室が出現。

  • グレカーレ:ラゲッジ容量は約570L。40:20:40の分割により長尺物の積載に強み。





※参考「X5(2022)の後部座席 角度21°」の記事へリンク
X5(2022年)(G05)【BMW】の後部座席

※参考「GLEの後部座席 角度32°」の記事へリンク
GLE(2017年)(W166型)【メルセデス】の後部座席

※参考「カイエンの後部座席 角度27°」の記事へリンク
カイエン(2014年)【ポルシェ】の後部座席

※参考「XC90(2017)の後部座席 角度27°」の記事へリンク
XC90(2017年)【ボルボ】の後部座席

※参考「RX(2023)の後部座席 角度33°」の記事へリンク
RX(2023年)【レクサス】の後部座席