ミニ ACEMAN(2025年)【ミニ】の後部座席(J05)
 
後席角度  中央浮き  サイド浮き シートベルト
バックル
19°
※背面中央部辺り,アプリでの測定値。参考程度とご理解下さい
※きついバケット状だと中央が収まらない場合がある
※平板すぎる座席背面だとサイドが浮いたように感じられる
※底部の幅がシートベルトの留め金と干渉しないか

ミニ ACEMAN(2025年)【ミニ】の後部座席
 

エースマン(2020年)【ミニ】の後部座席(J05)

電動専用車体ということもあり日本では、本当に話題になっていないエースマン(ACEMAN)。
コンセプトは、2014年ごろに発売されたペースマンとよく似た成り立ちで、クロスオーバー・カントリーマンの車体を、チョップオフし全高を低くしてスポーティに仕上げた形だ。

ベースとなるカントリーマンと後部座席を比べると、座面やシートバックの構造は似ていますが、座席の足元空間が狭く、リクライニング角度が違うことが大きな差異になっています。(上下画像参照)
カントリーマン2025mini
※カントリーマン(2025)(U25)

ホイールベースが85mm短いということなので、その分後席の足元空間が狭くなっていると考えて良さそうです。
またやはり、リクライニング機能はなく、角度もかなり立っているので、くつろぎにくいと感じれらる方も多いでしょう。

ミニ ACEMAN(2025年)【ミニ】外観


お子様が後部座席を使われる際など、リラックスできるようにリクライニングクッション「モトリア」を利用することをお勧めできます。
マッチングは、表のとおりちょうど良い収まりとなります。

MINIのエースマン(Aceman)、カントリーマン(Countryman)の後部座席を比較
快適性や広さに明確な違いがあります。以下にポイントごとに比較をまとめます。


車両サイズとホイールベース

モデル名 ホイールベース 全長 全幅
エースマン(J05) 約2,605mm 約4,075mm 約1,754mm
カントリーマン(U25) 約2,690mm 約4,433mm 約1,843mm
  • カントリーマンの方がホイールベースが85mm長く、全体的にも一回り大きいです。

  • この差は、後部座席の足元スペース乗り心地の安定性に影響します。


後部座席の快適性・機能性

項目 エースマン(J05) カントリーマン(U25)
足元スペース(レッグルーム) 十分だがややコンパクト より広く、大人でもゆったり座れる
背もたれ角度調整 不可(固定) リクライニング機能あり
スライド機能 無し 有り(最大約13cm)
シート素材 100%リサイクル素材のファブリックなど ファブリックまたはレザー(モデルにより異なる)
後席エアコン吹き出し口 標準装備 標準装備
ラゲッジ容量(後席使用時) 約300L 約505L

選び方のポイント

 エースマンが向いている人:

  • 都市部中心の使用でコンパクトなサイズを重視したい

  • 環境性能(EVモデルなど)や最新デザインを重視

  • 後部座席は短距離利用や子どもメインが多い

 カントリーマンが向いている人:

  • 長距離移動や家族利用が多く、後席の快適性を重視

  • 荷物を多く積むことがある(アウトドア・旅行など)

  • SUVらしいゆとりと安定感がほしい


結論

MINI Acemanは都会的でコンパクト、ミニマルなスタイルと環境性能が魅力ですが、後部座席の広さと快適性ではカントリーマンに軍配が上がります。大人が後部座席に頻繁に乗るなら、カントリーマンの方が快適でしょう。




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ミニ クラブマン(2018年)【ミニ】の後部座席


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